山田章博的評論・感想
暗黒神話の45年遅い予告篇もどき - 砥部粧
2021/09/07 (Tue) 22:31:42
今月出た「諸星大二郎トリビュート」収録。
確かに、読みたくなりますね。ただ、読みたいのは、このまんまの絵柄の「暗黒神話」ですからねえ。
本家の「暗黒神話」が読みたいかと言われると、すみません、諸星先生のファンの方には確実に刺されますが、読みたくありません。
カバー「暗黒神話」、どこかの出版社さん、企画しませんかね。
山岸先生もトリビュートしてて、古屋先生もベスト1だし、結構人気作選んじゃいましたね、先生。
ハーディ13話 - 砥部粧 URL
2009/09/30 (Wed) 23:47:09
今回は美女3人揃い踏みですね。
ただ、お話の方はナオミはおまけっぽくって、どちら
というと妹の珠香や女将修業生のシーンが印象的でし
たけど。
イラストは、
1枚目が貴子とナオミのアップと、ベッド搬入シーン。
2枚目が陽明。
ハーディ12話 - 砥部粧 URL
2009/08/26 (Wed) 16:29:40
10・11話と、貴子・ナオミだったので、美麗かと思いきや、どうやら貴子の話に色々絡ませる進め方になるようです。
イラストの方は、
1枚目が貴子と汐乃屋の東木。
2枚目は仁王立ちのナオミと土下座の貴子。
ハーディ第11話 - 砥部粧 URL
2009/07/30 (Thu) 00:00:11
10話を受けて、今回はナオミのみ。
案の定、貴子とのリンクが設定されましたね。そして、ここで初めて頑張っても思い通りに出来ない主人公の、外部からの評判が明らかになります。段々盛り上がってきましたね。
イラストの方は、
1枚目はナオミの人気後押し。
2枚目はそのまんまポートレート。
ハーディ第10話 - 砥部粧 URL
2009/07/29 (Wed) 23:52:29
9話目の転機を受けて、今回はメインの貴子のお話のみ。
代議士の接待、前女将の逆襲のエピソード、幹事長の会話から得る成長のヒントと、てんこ盛りでした。
イラストの方は、
1枚目は久米代議士と志乃。
2枚目は河上幹事長。
多分、息抜きです。
ハーディ第9話 - 砥部粧 URL
2009/07/29 (Wed) 23:46:27
今回は3話3美女揃い踏みです。
それぞれに軽く転機になるようなお話を配してきましたね。これからお話がもう一皮剥けて面白くなってきそうです。
イラストの方は、
1枚目は敢えて後姿の美麗、風景に力入ってます。
2枚目は貴子と代議士のツーショット。
ハーディ第8話 - 砥部粧 URL
2009/07/29 (Wed) 23:33:52
今回は貴子のみ。
金色屋再生への取り組みを淡々と、そして最後の方に美麗のお話とリンクする将との会見のアポが入ります。また偉大なおばあさまとの繋がりでしょうか。
タイトルの由来が出てきましたね。
イラストの方は、
1枚目は貴子のジョギング姿。
2枚目は、タイトルの由来となるハーディ社製のリールと川釣りの風景。
ハーディ第7話 - 砥部粧 URL
2009/07/29 (Wed) 23:27:21
今回は貴子がお休み。
さおりこと美麗のドラマはどこで接するのか、単独で3人の物語の中で一番ドラマチックだけど「ハゲタカ」シリーズとは一番遠い感じ。
ナオミの話が前向きで一番気持ちがいいですね、内容は「腐ったニホンを買い叩く」んですけど・・・。
イラストの方は、
1枚目の、美麗と呉鋭のツーショットは、まぁありがちな感じです。
2枚目なんですが、いくら老舗の高級旅館とは言え、部屋付きの露天風呂がここまで広いってのはありえない気がしますけども、実際どうなんでしょうか?
ハーディ第6話 - 砥部粧 URL
2009/07/29 (Wed) 23:16:17
今回もナオミはお休みです。
第5話そのまんま続きという感じです。
イラストの方は、
1枚目は先生が得意そうな枯れた景色。
2枚目は老体の将が若く大柄な呉を気孔だか合気道だかで軽くいなす動きのあるシーンです。
三国志1飛龍の巻 - 砥部粧 URL
2008/12/25 (Thu) 00:14:16
お話の方は割愛。三国志ですもん、語るに落ちます。
イラストの方は、
発売前にお目見えしてた3人が揃った表紙絵。
鎧を着て槍を立てた兵士二人が折り込みに。
目次には、燃える洛陽に着いた劉備の軍。
人物紹介で、各人の胸像が。3人のほかは、曹操・呂布・孫堅・廬植・董卓・袁紹・袁術。
本文に入って、
劉備と張飛の出会い
桃園での3人の兄弟の契り
黄巾賊先陣の大将程遠志を瞬殺する関羽
師匠廬植と再会する劉備
馬上の曹操
妖術を使う張宝
朱雋・劉備・孫堅
督郵を鞭打つ張飛
董卓と大臣たち
勝利の酒を飲む関羽
目次と同じ
王允と娘の貂蝉
徐州の長官を引き受けた劉備、壇上には関羽と張飛
隔月刊で順調に出るとしたら、描くのがちょっと大変
かなと。
ハーディ第5話 - 砥部粧 URL
2008/12/24 (Wed) 23:45:14
今回、ナオミはお休みです。
貴子の前途は相当話数を重ねないと進展しないように思えます。それに対して、さおりの方は既に失われた記憶を取り戻しつつあり、やっぱりどう絡んでくるのかが非常に楽しみです。
イラストの方は、
1枚目は前回と同様、貴子のカジュアルルック。背景の景色、熱海には行ったことも見たこともないので粗探しは出来ませんけど、いい感じです。
2枚目は東京ブルーノートでピアノを弾くさおり。そんなに有名なジャズピアニストがホステスになってるなんてことがあり得るんでしょうか?
ハーディ第4話 - 砥部粧 URL
2008/11/16 (Sun) 20:20:47
主要人物は貴子・さおり・ナオミの三人の女性という
ことで当面お話が進み始めました。
イラストの方は、
1枚目が貴子の日光東照宮奥宮詣で、背景の手すりは
お寺の境内としてはちょっと場違いじゃないかと思い
ますけど、どうなんでしょうか?カジュアルな格好の
貴子はいい感じです。
2枚目はグランドハイアットのスイートで会食する、
タートルネックにジーパンのナオミと、リゾルテ・ドゥ・ビーナス社社長のアンリ・ドヌーヴ、ふたり
の間をコマ割してワイングラスとテーブルのバラの
ラフ画、下部にはテーブルを挿んだふたりの姿。
お話の方は、さおりの話が今後どういう風に絡んで
くるのかが一番楽しみです。
ハーディ第3話 - 砥部粧 URL
2008/10/17 (Fri) 00:21:07
次々と新しい登場人物が。物語の厚みを感じますね。
1枚目は主人公貴子の直属の上司である副社長のモニカ・バーンスタイン(オーストリア人です)。手前にテーブルに乗ったティーポット。
2枚目は新たな人物、ホライズン・キャピタル社のナオミ・トミナガ。頭上に蛍光灯、右手で旅行カバンを転がしてます。
貴子の周りに集まるであろう、優秀な人材が紹介されつつあるようです。ま、もしかしたら強敵なのかもしれませんけど。
ハーディ第2話 - 砥部粧 URL
2008/09/14 (Sun) 23:32:07
始まりましたね。
最初は人物紹介ということで、流石に人物を描かざるを得ない状況なのか、出版社からの要望なのか。
1枚目は、ホステスのさおりと香港の大富豪のご老人。
2枚目は、主人公貴子とボスのフィリップ・ビーナス、頭上を飛ぶイヌワシの影。
挿絵描いて面白い題材なのか、多少疑問ですけど、面白く進行していくといいですね。
ドリームバスター 時間鉱山Part2 - 砥部粧 URL
2006/10/21 (Sat) 21:50:37
見開きの扉絵は中々迫力です。バレンシップの発着台は初めての実像化ですよね。シェンの顔がまたまた「あれ」ですが・・。キューピーに似てるドレクスラー博士の顔は、これで宮部先生の了解は取れてるんでせうね・・。挿絵2点、ぶら下がってるシェンはとても無難ですが、液体人間は水面に沈まず立ってるはずで、出現しつつあるシーンと良心的に解釈。
本文は野郎ばかりで殆ど女性の出番がなく、ちっと不満です。マエストロの身に何が?!次号はいつ何処に?
歌草紙 其之四 - 砥部粧 URL
2006/10/20 (Fri) 23:36:13
カスタムコミックで連載された全5回の内の4回目。巻末に4ページ、先生直筆の文と女性の肖像がセットで表紙と合わせて3態。掲載は1982年9月号。
和装の女性3態、今回はきっちり着物を着ておられます。今回は地味だけど着物に柄がきちんと入っています。「幻想の耽美派 山田章博」・・・
歌草紙 其之参 - 砥部粧 URL
2006/07/24 (Mon) 00:31:49
カスタムコミックで連載された全5回の内の3回目。巻末に4ページ、先生直筆の文と女性の肖像がセットで表紙と合わせて3態。掲載は1982年8月号。
表紙の女性は横顔だけですが、はっとする程綺麗です。2態目は山田絵には珍しく見開きでヌードです。3態目は確か夜雀の姉さんにそっくりかと。原画で見たい・・・。
山田章博展 - 砥部粧 URL
2006/07/23 (Sun) 11:54:53
初日に行かせていただきました。展示数は膨大です。ただ、原画を見て云々という人間ではないので、発表済の作品は「見たことある」で済ませてしまいます。
未発表短編漫画「海辺の音楽」「ファンタスマゴリア」はデビュー前の先生の画風を踏襲してて、現在の感じとは全く違いますので、見る方は覚悟が必要かと。
あと、ウルフズレインの月の書については初見の方が多いかと。実際には背表紙と狼男の絵が目新しかったです。
まんが館ということで、漫画の原稿も多く展示されています。画集収録の作品も多く、2割くらいが商品を手にしてないと見れない作品かと-小説表紙・挿絵やゲームキャラなど。
先生の生国、高知での開催ということで、ちょっと二の足を踏み勝ちですが、滅多に行く機会がないからこそ、観光がてら是非足をお運び下さい。先生の原画展
だってこの先何度あることか。
歌草紙 其之二 - 砥部粧 URL
2006/07/23 (Sun) 11:37:09
カスタムコミックで連載された全5回の内の2回目。巻末に4ページ、先生直筆の文と女性の肖像がセットで表紙と合わせて4態。掲載は1982年7月号。メジャーデビューの翌年です。既に往年の威光も無く、ライトなエッチぃ雑誌なので、テーマが「妖艶」ということなのでしょう。
表紙の女性が一番力が入ってて綺麗です。あとの3人は着物に柄が入ってないので、ちょっと粗末な感じです。印刷の紙も悪いので是非原画で見てみたいですね。存在すればですけど。
ヴィエネのタンゴを聞く庭園の話 - 砥部粧 URL
2006/07/20 (Thu) 00:50:27
STUDIO VOICEで連載された(と言っても3回だけど)、AKIHIROMANCEの最終回。掲載は1985年11月号。
当時は、百花やラスコンが連載され、グレフル・獅子王など挿絵も量産し、ハイペースな活動を展開、多分今もハイペースさは変わらないんだろうけど、世に出ないんですよね・・・。
で、肝心の作品ですが、山田作品の一路線である、シュールで哲学な出来です。タイトルからして訳判りませんし、赤色だけ識別できない主人公(色が識別できなくても形はわかるでしょ-と思うのですが「見えない」らしい)が花食べて自分が「庭」になっちゃう・・「花」じゃなく「庭」に。並木の間で花になって、それが庭だって言うんですから、やはりヴィエネのタンゴを聞く庭園の話なんでしょう。
ジャン・ヴィエネは、サティ系のクラシック作曲家らしい(すみません、いい加減です)です。「巴里の空の下セーヌは流れる」「殺意の瞬間」など映画音楽も手掛けています。先生の意図は汲み取れませんけど。
ASANO夫人の事 - 砥部粧 URL
2006/06/14 (Wed) 00:33:18
「STUDIO VOICE」1985年9月号掲載のコミックス未収録作品です。
向かいの幼馴染だった少女に10年ぶりで再会するが、誰だか判らず、しかも普通の女性になっていることが不満な主人公-というような筋で文が認められていて、女性のイラストを添えてあります。
まぁ、フィクションなのでしょうが、ご実家がお店で転居も無かった先生の環境を思い起こさせます。先生は10年で見違えた幼馴染に出会われたんでしょうかね。
Re: ASANO夫人の事 - 砥部粧 URL
2006/06/20 (Tue) 21:54:42
そうだったんですか。MLでは発表済だったんですね(砥部MLに登録してません)。まぁ色々あるんですねぇ。じゃあ、逆に、先生としても妄想・願望の世界ってことですかね。
Re: ASANO夫人の事 - 砥部粧 URL
2006/06/21 (Wed) 10:43:03
って・・・、なんかヘンな繋がりになってますけど、感想の次に山田兄の「MLには書いたんですが、山田家は片手に余るほど転居してるんです」と言うくだりが、何を思われたか削除してしまわれました。
あれはあれでいいのにぃぃ。
Re: ASANO夫人の事 - 兄 URL
2006/07/02 (Sun) 11:24:00
掲示板での小生の不埒な発言を削除していただくためにこちらのコメントを復活させましょう。
・・・というわけで、世間一般的には会社を建てて商売をしているなら会社も自宅もそんなにあちこち移動しないだろうと思われるのが当然のところですが、実はまあ話せば長い事ですしMLの方には発信したこともあるのでご存知の向きもおありかと思いますが、我が山田家は社屋も自宅も実によく移転しておりまして、弟が生まれてからでも片手の指の数に余るほど引越しを繰り返しております。
と、まあ重箱の隅を楊枝で突っついた発言をしたわけで、ちょっと嫌気がさして自分で削除したものですがあまりに些細なことなのでねえ、砥部さんがこれほど小生の発言に固執するとは思わなくって・・・・。
これでいいですか?
Re: ASANO夫人の事 - 初音むつな
2006/07/02 (Sun) 18:21:18
兄様、高知でお会いできるのを楽しみにしております(^^)/
ところで、さっきRYOさんのMLでの連載読み物(2001年~2003年頃)をざっと見直したんですが、幼少期の転居のお話というのは、おそらく出ていなかったかと思われます(^^;)いや、それこそそんな重箱の隅をつついても仕方がないんですが(^^;)<MLの方ももう少し盛り上がるといいなあ、とは思うんですけど、なかなか難しいですねえ(^^;)
Re: ASANO夫人の事 - 兄 URL
2006/07/12 (Wed) 19:58:20
・・・そう・・・ですかね。
手元に発信の記録がないのと、MLのアーカイブを閲覧するためのIDなどを見つけられなくなっているため、確認できません。
そのうち、重複しても・・・という風でMLを書きましょうか。
「鵺」(ヌエ) - Tong*2
2006/06/17 (Sat) 15:16:29
【コミックガイア10号収録作品】
短いお話ですが、フルカラー。
失恋したてでご機嫌ナナメの平安姫様が、突然屋敷に現れた妖怪(鵺)を、憂さ晴らしに退治しちゃうお話。
偶然居合わせたいい男の前で、あっという間にしおらしくなっちゃう処とか、すごく可愛いです。
Re: 「鵺」(ヌエ) - 砥部粧 URL
2006/06/18 (Sun) 00:32:45
砥部もこの作品はお気に入りです。男性ファンの恐らく相当数が上位に推してくる作品かと。
紅色やるより、これをシリーズ化して欲しい気もします。
旋風伝 レラ=シウ 三 - 砥部粧 URL
2006/05/31 (Wed) 09:34:09
今回は無難に絞りました。裏主役のメーテル仙頭をどアップ、弓を構えるシケム、抜刀するニサッチャオ、馬上でスペンサーカービンと小刀を握る半年で大きく成長したとしか思えない「青年」レラシウ。春夏秋の三婆がさりげなく。
本編は、大幅加筆部分なのでハードカバーからの再読に。仙頭とレラシウの一騎打ちが、克明に語られてます。
旋風伝 レラ=シウ 二 - 砥部粧 URL
2006/05/28 (Sun) 01:33:53
微妙な選択ですが、レラシウ以外は一とダブらないようにと言う配慮なのか指定なのか・・。芸細かく一の色白が日焼けしてるマントを羽織ったレラシウを中心に、シマフクロウ、洋装の賀来邦継、シケム、コロボックル、頭蓋骨の山。
本編はメインの登場人物たちのお話。意外とラストまで間が無いことに気付く。よく書き込んであるのでキャラにも思い入れ出来てヨシ。
旋風伝一 - 砥部粧 URL
2006/05/24 (Wed) 22:51:20
てんこ盛りの表紙絵。仙頭に土方、パシクル、魔犬に淫魔。レラシウはノーザントレイルの時より精悍な感じで、ちょっと漫画っぽさから遠のいた感じです。淫魔も妖しい感じが強調されてます。
朝松先生の本編は、獅子王・新書・ハードカバーに続いて4度目の再読となります。ノーザン版の挿絵が頭に浮かんで来ますね。
異人街変化機関 - 砥部粧 URL
2006/05/04 (Thu) 17:34:47
中央のお武家は小三郎殿、左下の小股潜りみたいなのがお供の藤八なんでしょうね。左上の女人は特徴無いので誰でもいいようではありますけれど、お話の流れから行けばやっぱりおこのちゃんこと梅乃なんでしょう。右上のバテレンはあんり殿かな。真ん中に赤目狼で、ノーザントレイルっぽいですね。時代的にもよく似てるし。
竹河先生の本編は、軽いです、長いです。導入部だけで1冊終わってしまって、いきなり「続く」。時代ものとは言え、やっぱりファンタジーだし・・。